Jリーグをお手本にしてBリーグが成功するために3つの方法と1つの注意点
- 2016.09.21
- NBA(バスケットボール)
- Bリーグ

こんばんは。トヨナガです。
明日、いよいよ開幕するBリーグ。
まさに歴史的な年と言っても過言はないでしょう。
思えば、日本のサッカーもJリーグのスタートと同時に爆発的な人気と知名度が飛躍的にアップしたことにより、その後の日本サッカーの発展につながりました。
という事で今回は、Jリーグの成功と失敗を振り返ってみて、Bリーグの運営方法を考えてみたいと思います。
開幕するぞ、Bリーグ
というわけで、祝日の明日にアルバルク東京vs琉球ゴールデンキングスのゲームで開幕するBリーグ。
ビックリしたんですけど、Jリーグと同じようにB3まであるんですね(笑)
そんな階層分ける必要があるのかないのかわかりませんが、プロリーグ化することで、バスケット少年たちの希望が一気に花開いた事は間違いありません。
これまではどうしても、バスケで飯を食う=海外に行くという感じでした。
僕の世代なんか、今ほどユーロや中国も盛り上がってなかったですし、どうしても高さでハンデのある日本人は挑戦しにくい環境だったと思いますし。
それが、このBリーグがうまくいけばまずは日本でプロになって、その後海外へ挑戦という道が開けます。
サッカーでも、15年くらいかかったので、バスケもそれくらいかかると思いますが、それでも大きな1歩なのは間違いないと思います。
チーム運営の面や金銭的な面での課題は多いと思いますが、お手本となるJリーグの成功を真似すべき3つの事と、反省を生かす1つの事をポイントとして絞って考えてみました。
お手本とする3つの事
まずはJリーグの真似をしてほしい3つの事。
将来的な部分も考えながら、開幕5年間のウチにやってほしい事ですね。
1.スター選手を獲得する
Jリーグ創世記に、あれだけ盛り上がった理由の1つには、各国のスター選手が日本に来たというのが間違いなくあったと思います。
ジーコは開幕前から居ましたが、リトバルスキー、給料泥棒でしたがリネカー、ビスマルク、ラモン・ディアスetc・・・。
強豪国の代表クラスの選手が来る事で、素人でも「観に行ってみようかな?」と思わせられますし、玄人は間違いなく観に行っちゃいますよね。
近年で言うと、ディエゴ・フォルランがセレッソに来たときは、僕は観に行きたくなりました。セレッソファンでもないのに(笑)
バスケで言えば、間違いなく最高峰はNBA。
今、中国が元スターとか、名の売れた選手を獲得して人気を高めているように、日本でもぜひやってほしいと思います。
まあ、問題点としては、これには金がかかります・・・。が、先行投資として、獲得するクラブが出てきても面白いし、リーグの人気を確固たるものにするためには、絶対にやるべきことだと思います。
理想は、すでに引退間近でチャンピオンリングを獲得している選手。
今のNBAだと、ポール・ピアースとかKGとか・・・。
来るわけないかもしれないけど、来たら絶対観に行っちゃいますよね(笑)
2.有望な若手を獲得・育成する
Jリーグから世界的なクラブで活躍した選手も結構います。
レオナルド、エムボマが一番有名な選手ですかね?
NBAはものすごく狭き門です。
カレッジバスケのトッププレーヤーでも、NBAに入れなかったり、すぐ解雇されてしまったり・・・。
ただ、そういう選手はリーグとか、ユーロとか、中国でプレーをし、NBAに戻る事を虎視眈々と狙っています。
が、なかなか簡単な事でないことも事実。
だったら、そういう選手、大卒くらいの若い選手を獲得できるようなルートをしっかり確保して、日本で育成しユーロや中国へ移籍させるという手が一番現実的だと思います。
NBAに入れなくても、何やかんやレベル高いですから。
玄人よりも、素人の方がわかりやすく派手なプレーは盛り上がれるはずなので、絶対必要だと思います。
金銭的な面では劣ると思いますが、治安とかそういう日本独自の強みを活かして選手を獲得できるエージェントがいるといいですね。
まあ、ここで育てた選手を売って、そのお金で落ち目のスター選手を獲得するというのが、一番いい方法だと思います。
3.スター軍団をつくる
こういうのって、本当はよくないと思うんですけど、やっぱり圧倒的な強さを持った名門みたいなチームで必要なんですよね。
Jリーグ初期で言うとヴェルディ、野球だと巨人みたいな。あ、読売グループ、今回は参入してないのかな?(笑)
リーグのファンとかからすると、1極集中型みたいなのは面白くないと思いますし、今のJリーグでそんなチーム(今は浦和とガンバ)があっても人気でないと思いますが、実はリーグ初期の段階では大事だったりします。
だって、ファンじゃない人はわかりやすいでしょ?
Bリーグ=このチームが強いっていうのがあった方が、絶対わかりやすいんです。
そもそも、日本人のスタープレーヤーが田臥選手くらいしかいないっていうのも問題だと思います。
が、それは開幕したらスターが生まれる事を願うしかありませんからね・・・。
どっかのお金持ちが、海外のスタート国内のスターを集中させて5年くらいチーム運営してくれないかな?ホリエモンとか?
三木谷さんは、ヴィッセルでも楽天でも結果出せないオーナーという事がハッキリしてるのでダメです(笑)
真似しちゃいけない事
続いては、Jリーグの反省を生かすべき部分ですね。
これは、今のJリーグでも何より1番解決しないといけない問題だと、個人的には思っています。
ナショナルチームファーストにならない事
これ、今のサッカーに言える事ですよね。
おそらく、Bリーグの目的もナショナルチーム強化と五輪出場っていうのもあると思います。
が、ナショナルチームありきでリーグを考えると、Jリーグのように酷い衰退期が訪れます。
Jリーグは基本的に開幕をピークに右肩下がりなんですけど、僕の記憶の中で特に落ち込んだのが2006年のドイツワールドカップ惨敗後。
あの時は、とにかくひどかった。
代表戦が盛り上がらないので、リーグも盛り上がらないんですよね。
ナショナルチームの人気がリーグの人気に直結してしまうので、オリンピックに出場できたときはいいと思いますが、出場できなかった場合のダメージが半端ないです。
やっぱり理想はリーグのレベル・人気を上げて、競技人口を増やした結果、ナショナルチームが強くなる事だと思うので。
まとめ
どうでしたか?
自分では結構、的を射ている意見だと思っています(笑)
Jリーグは、模索しながらの開幕だったと思いますが、Bリーグには良くも悪くもお手本があります。
うまく利用して、10年後には日本人NBAプレーヤーが複数誕生していると嬉しいですね。
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