価格競争に巻き込まれない為にやる3つの事

こんばんは。
日付変わって一昨日になりますが、TBSで『学校へ行こう』が一夜限りの復活をしていましたね。
個人的にも青春時代、よく見ていた番組の一つだったので、懐かしい想いで観ていました。
ただ、実は7年前まで放送していた事の方が意外でした。
もっと早くに終わっていたと思っていたので・・・。
さて、今回はビジネスのお話。
本日は「価格競争に巻き込まれない」為にやることをお伝えします。
「価格競争」はビジネスで一番やってはいけない事
これまでのブログでも度々言ってきたように、基本的に価格競争には巻き込まれない・巻き込まれていたらすぐに脱却すべし!と伝えて来ました。
僕がお相手する経営者の方は、基本的に中小企業の経営者の方なので、いつもこのようにお伝えするのですが、8割方のお客様が「でも、チェーン店とかあんなに美味しくてあんなに安いから、みんなそっちに行っちゃうじゃーん!」と言われます。
まあ、たしかにチェーン店は安いし美味しいけど、そもそもチェーン店に行くお客様は「安くてそこそこ美味しい」物を求めて行くわけなので、ターゲッティングを明確にしないと淘汰されてしまいます。
だって、チェーン店にイチ個店が安さで敵うわけないんですから。
競合よりも安くするのは誰でもできる
A店とB店があるとします。
A店は素材にこだわり、良質な料理を提供するけど価格が高いお店。
B店はとにかく安く、味も素材もそこそこな物を提供するお店。
B店が連日繁盛しているのを見て、A店は考えます。
「ウチもB店より安く提供できるようにしよう!」
これって、小学生でも考えつく答えですよね・・・。
下手したらオランウータンでも考えられるレベルの事かもしれません。
その結果、おそらくA店は近いうちに潰れる可能性が80%だと思います。
良質な料理を楽しみに来ていた常連さんは離れ、同じ料理と価格帯だったらB店のお客さんはわざわざA店には行かないですよね。
こうやって書くと「そんな経営者いないでしょ!」と言う人が多いんですが、これ、結構日常茶飯事に起きている話だったりします。
価格を下げれば集客できるは幻想
価格を下げてれば確かに一定の集客はできるでしょう。
ただ、同業他社がさらに価格を下げてきたらどうしますか?
さらに利益を圧迫して価格を下げますか?
これ、大手牛丼チェーン3社が行ってきて失敗したケースですよね。
これだと、行き着く先は『無料』にすることしかできません。
価格競争をしないで商品を売る3つの方法とは?
理想は【ハイポジション・ハイプライス】です。
お客さんにお願いして安くして買ってもらうのではなく、お客さんに心から買いたいと思わせて買ってもらうのです。
では、どうしたら価格競争から脱却できるのでしょうか?
お得感を出す事が重要
よくおばちゃん同士の会話で「大根が向こうのスーパーで3本でこの金額だったのよ~」みたいな会話ありますよね?
これって、話としては金額の話なんですが、これは金額が安いから買ったのではなくお得だから買ったっていう自慢をしているんですね。
では、よりお得感を与える方法とはどんなものなのでしょうか?
1.人を見せる
これ、一番大切な事なんですが、どんな想いでお店を開いたか、どんなポリシーがあるかを明確にしてください。
それを伝えることで、あなたの想いに共感する人が来てくれます。
2.開発秘話を語
例えば、「このメニューは構想3年、制作1年掛けて考案しました!」みたいな事です。
その途中に試行錯誤した事なんかも伝えられるとより効果的です。
そうすることで、その商品が作られるまでの時間や苦労が伝わり、価格以上の価値を感じてもらえます。
3.製造工程を見せる
実際にその商品を作る工程を見せてあげてください。
それを作るのに、どんな素材が使われて、どれだけの人が関わって、どれだけ時間がかかるかを伝えてください。
大切なのはモノの価値を上げる事
価格競争から脱却するには、モノの価値を上げることが必須です。
住宅メーカーが構造見学会とかやるのはこういう理由ですね。
それにプラスして、「まとめ買い」とか「限定何個」とか「今ならいくら分の商品をプレゼント」とかの特典を付けてあげるとより効果がアップすると思います。
お客さんは安いから買っているわけではありません。お得感があるから買うのです。
【金額<価値】の公式を常に考えてアピールしてみてください。
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