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詐欺師物語①〜愚直に頑張る詐欺師〜

詐欺師物語①〜愚直に頑張る詐欺師〜

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詐欺師物語パート1 愚直に頑張る詐欺師

「先ほど資料請求をしました鈴木貴信と申します。至急お聞きしたいことがありますのでご対応のほど宜しくお願い致します。」

2014年11月4日、当時勤めていたSという会社の代表メールに、このようなメールが届いた。
S社は、某大手R社のグルメサイトの代理店をしており、契約件数では全国でもトップクラスの代理店としての立場を固めつつあった。
そのため、R社からいろいろな企画が流れてきていたのだが、新規獲得件数が全国的に伸び悩んでいるという状況で、新たな一手としてR社が提案してきたのが、「全国のフリーランスや個人事業主とS社で代理店契約して、管理してほしい」というものだった。

背景として、R社はBtoBとしか代理店契約を行わないという企業方針がある。一方で、代理店募集を行うこと、一定数のフリーランスや個人事業主からの応募があり、その人たちをこれまでは逃してしまっていたのだ。

そこで、R社はS社に対して、求人の費用はR社で出すので、採用から育成、管理までをS社に依頼するという企画を打ち出した。

S社の社長は二つ返事で快諾。
社員は僕しかおらず、結果として僕が全国の個人の指導と管理を行うこととなった。

2014年の10月〜12月のスケジュールを見ると、面接と同行などでめちゃくちゃ忙しい日々を過ごしている。

そんな中、Bという代理店募集サイトに掲載したところ、上述したメールが応募メールを受信した直後に送られたきた。

この時の僕が感じたことは「胡散臭い奴だなー」ということは、今でも覚えている。
この感覚を失わなければ…と後悔せざる負えない。

すぐにS社の社長が電話をすると「すぐに始めたい」ということで、急遽翌日に当時鈴木が生活していた平塚に向かうこととなった。

この時、鈴木は相当金に困っており、初対面の社長に対して月締めの報酬を週払いにできないかと相談したらしい。

前回公開した履歴書では、株式会社アイデックス社に勤めているはずだが、なぜこんなに金がなかったのか、今考えれば不自然な話である。
社長も、まさかこの後鈴木がこんなに頑張るとは思っておらず、二つ返事でOKを出してしまったのだ。

【関連記事】詐欺師物語〜プロローグ〜

結果として、約2週間で鈴木は新規契約を14件獲得するという成果を残し、その後の処理を教えるために僕は2014年11月18日、急遽平塚へ向かうこととなった。
この時、僕は鈴木と初めて顔を合わせた。

僕は基本的に人を信用していない。なので鈴木と初めて会った時も、本当に怪しいと感じた。
また、鈴木は初対面なのにも関わらず遅刻してきたのだ。

ここで数時間指導をして別れたが、結局鈴木は理解しておらず、この後特に処理の形跡は見当たらなかった。

社長は郷を煮やし、11月28日に再度平塚へ向かうこととなった。

その時、平塚に持参された契約書の束を見て、我々は驚いた。
そして社長は、これで鈴木を信頼してしまったのだ。R社にもすぐ報告すると、R社も大喜びで、成功のモデルケースとして表彰するまでに至った。

2015年2月13日。
全国の代理店が集まるミーティングに参加した、僕、S社長、鈴木とその他の平塚を拠点に活動していた人たち。
今後の展望を見据えて色々話したのだが、S社長は誇大に勘違いすることが多く、他の人たちも少し「???」が出ていた。

僕はまだこの時鈴木を信用してはいなかったが、鈴木もこの時我々を信用していなかったと思う。
事実このミーティングから1ヶ月ほど、鈴木はなかなか連絡が取れず、R社の契約も上がって来ず、Mさんからは「連絡が取れない。アイツ飛んだんじゃないか」という連絡が来ていた。
このMさんも胡散臭い人だったので、とりあえず勝手にやってくれという感じだった。

しかしこの後、S社長は鈴木を仲間に引き込むことを決断し、そして僕もまた、彼を信用していくことになっていくのだった…。

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