最終節に毎年ドラマがある。だからJリーグはおもしろい。

こんにちは、そしてお久しぶりです。トヨアキです(@t040aki)。
色々忙しく、なかなかブログを更新する時間を取れませんでした。
これからは、少しずつですが、質の高い記事を書いていけるようにしたいと思っているので、またボチボチお付き合いください。
さて、今日はなぜブログを書こうかと思ったのかと言えば、先週末にJリーグの全日程が終了したので、今年のまとめや雑感を踏まえて更新します。
今年も、最終節でドラマが起きる、「これぞJリーグ!」という醍醐味が感じられるシーズンでした。
だから、Jリーグはおもしろいのです。
最終節で川崎フロンターレが鹿島を抜いて逆転優勝を果たす
なぜ悲願初Vの川崎フロンターレは「風呂桶」を掲げたのか? (THE PAGE) – Yahoo!ニュース https://t.co/RSDkMdGg1b
— Soccer News (@soccernewsbot) 2017年12月9日
今年のJ1最終節、優勝争いでは鹿島と川崎フロンターレ、降格争いでは清水と甲府と、優勝も降格も2チームに絞られた展開で非常にわかりやすかったですね。
川崎は降格が決まっている大宮と、鹿島は中村俊輔効果と名波イズムの浸透で成長著しい磐田との対戦。川崎は勝ちが絶対条件、鹿島は川崎の結果次第という部分もありますが、勝てば無条件で優勝が決まるという状態でした。
清水と甲府も、清水は勝てば残留決定、負ければ甲府の結果次第という状況で、鹿島や清水が条件的には有利なことに変わりませんでしたが、一方で精神的には追われる側のプレッシャーはあったでしょう。
展開や経過は省きますが、結果として鹿島は磐田に引き分け、川崎は5-0の快勝、清水は強豪神戸から3点を奪い、川崎は逆転優勝、清水は劇的な残留を決めました。
残留争いにしろ、優勝争いにしろ、最終節までもつれるというケースはなかなかありません。
Jリーグでは、毎年このように最終節までもつれて、毎年のようにドラマが展開されることが珍しくありません。
毎年言っていますが、これがJリーグの最大の魅力であり、別にシーズンをずっと追っていたり、特定のチームを応援していない人でも、Jリーグを楽しむことができる理由です。
J3では沼津が最終節で昇格圏内から脱落
先週の沼津戦を思い返している。最終戦ホームでのセレモニーを栃木がJ2復帰の歓喜に湧き相当待たせたのにもかかわらず、素晴らしいスピーチをした沼津の監督さん。「昇格おめでとうございます!」と声を掛けてくれた運営スタッフさんやサポーターさん達等々…。アスルクラロ沼津が大好きになりました。 pic.twitter.com/7XkAwXclvK
— yAs@ヤルス/SS#応援+第一 (@yAs10a) 2017年12月9日
対して、僕の地元富士市の隣、沼津市をホームタウンにする「アスルクラロ沼津」ですが、最終節までは2位でJ2への昇格が目前でしたが、最終節がなんと首位の栃木との対決。
結果として1-1で引き分けましたが、3位の秋田が勝利して逆転優勝を決めたため、アスルクラロ沼津は残念ながら3位でリーグ戦を終え、J2昇格はなりませんでした。
個人的には残念でしたが、J3で上位を目指せるチームであることが証明されたので、来年こそはJ2昇格を達成してもらいたいと思います。
ロシアの道はJリーグから
ここからはロシアワールドカップを踏まえたお話です。
現在の日本代表でも、井手口、杉本など、Jリーグで活躍をして選ばれた選手は存在します。しかし、これらの選手たちも今冬〜来夏の海外移籍が噂されており、どんどん有力な選手がより高いレベルを求めて、海外へ移籍していくこととなります。しかし、これはもう仕方ないことだし、日本サッカーのためにもそれが一番いいことであることは間違いありません。今後、海外移籍の流れはどんどん加速して、それこそ10代のうちから海外に移籍する選手が出てくることでしょう。
しかし、今のJリーグの問題の1つに、高年齢化が挙げられます。
中村俊輔、中村憲剛、遠藤保仁など、ゴールデンエイジと呼ばれた年代が40才手前となり、チームでもベテランとしての役割が高くなる一方で、彼らを超える強烈なスター性を持った選手が登場していないという、寂しい現実があります。
実力はもちろんですが、実績、結果、そして話題性。これらを兼ね備えた中堅〜若手の選手が、Jリーグには存在しません。
過去5年のJリーグのMVPを振り返ってみると、今年はフロンターレの小林(30)、昨年が中村憲剛(37)、その前は広島の青山(32)、遠藤保仁(37)、中村俊輔(39)、佐藤寿人(35)と、基本的に30歳以上の選手が受賞しています。
これが、良いか悪いかは別として、2000年代前半には20代前半の選手がMVPを取り、そこから海外に出て行くというケースがありましたが、現在ではその時に活躍していたいわゆる「ゴールデンエイジ」の世代が、ベテランとなった後もまだまだ第一線で活躍しているということになります。
この事実自体は素晴らしいことで、ベテラン選手が頑張れる環境、意識の高さは若手には見習って欲しいところです。しかし、この世代が活躍するということは、それ以降の世代が強烈なインパクトを残せていないということでもあります。
ロンドン世代の選手、リオ世代の選手で中心人物は皆海外に出ているという状況もありますが、もっと活躍してベテラン勢が控えに回るくらいの存在感を見せてほしいところです。
まとめ
世界的に見ても、Jリーグは珍しいリーグだと思います。最終節まで、色々もつれるというのは、なかなか見られないことです。
でも、だからこそJリーグはおもしろいのです。そして、だからこそ毎年楽しめるのです。
今期のリーグ戦はこれで終わりですが、また来年もJリーグを楽しみましょう!
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