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日本のサッカークラブを経営するとしたら?

日本のサッカークラブを経営するとしたら?

こんにちは、トヨアキです(@t040aki)。

最近、コンサドーレ札幌の野々村社長の動画とか、ユヴェントスを復活させた社長の動画とかをYoutubeで見ています。

なぜそんな物を見るようになったかというと、単純に興味があるということと、現在経営コンサルタントのようなことをやらせていただいているんですけど、将来の夢ってなんだろう?って考えたときに、大好きなサッカー+経営を足してみたら、サッカーチーム経営できるようになりたいと、本気で思ったからです。

ということで、今回から数回にわたり、サッカークラブを経営するということにフォーカスを当てて考えてみたいと思います。

まず初回は、「日本のサッカークラブの問題点」を考えてみました。

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今の日本のクラブの問題点を挙げてみる

Jリーグが開幕して20年以上が経過しました。
この20年で、日本サッカーのレベルは飛躍的に向上したと言われています。しかし、最近では、同様にこれまでアジアの劣等国と言われていた国々がどんどんレベルを上げてきており、数年前より実力差は縮まっていると言われています。

日本もサッカーがプロ化して20年経過しましたが、「まだ」20年なんです。
この20年の間、日本のサッカーは様々な国のスタイルをそれぞのチームが導入するという、一貫性のないサッカースタイルを模倣してきました。
これは代表にも言える話で、日本代表はこの問題を解消するために、オシムを監督にしたという経緯があります。(現在では全く方向性を見失っていますが…)

しかし個人的には、これは代表主導でやるような問題ではなく、今後20年でリーグもしくはクラブが主導で行なっていくべき事案だと思っています。

以上のことを踏まえて、今、日本のサッカークラブが抱えている問題点を考えると、大きくわけて3つの問題点が浮かび上がってきました。

1.クラブのスタイルのなさ

代表と全く同じ問題ですが、各クラブともにチームを強くするために監督を選ぶのは当然だと思います。
しかし、クラブが明確に「このスタイルでチームを勝たせる」という狙いの元に監督やコーチを選んでいるクラブは、本当に少ないと思います。

近年では、広島、ジュビロ、フロンターレ、浦和くらいではないでしょうか。あとは、長期政権を築いている湘南あたりもありそうです。
そのほかのクラブでは、「監督を選んだからあとは現場の仕事」という雰囲気が伝わってきます。

サッカーのクラブの強化方針は、大きくわけて2つあります。詳しくはまた別のブログで書きますが、「バルサスタイル」か「レアルスタイル」かです。
広島、湘南はバルサスタイル、浦和はレアルスタイル、ジュビロとフロンターレはちょうど中間くらいでしょうか。

このスタイルがあってこそ、監督やコーチ陣の人事が行われるべきであり、日本のクラブではそのような方針を感じられるクラブは少ないのではないでしょうか。

2.移籍金を発生させるという意識の低さ

これは完全にプロ野球の流れを汲んでしまっている悪い例です。

これまでのJリーグのクラブは、「海外移籍はチャレンジ」として考えられており、海外に移籍する場合は移籍金が発生しないようにするなどの配慮がとられていました。Jリーグのクラブが単年契約を主としているのはこのような理由が大きな要因です。

しかし、サッカークラブにとって選手は「商品」なのです。商品を売買する場合、「安く買って高く売る」というのは常識です。それを日本のクラブは「安く買ってタダで売っている」という、意味不明なことをしてきたわけです。

これがJリーグ創成期であればまだわかります。しかし、Jリーグ開幕から20年以上が経ち、インテルやマンチェスターUなど、世界的なビッグクラブに所属する選手も出てきた今なお、このように「海外移籍をしやすいように単年契約」などと恩情を見せているバカな経営者が多く存在します。

今年、最大のビッグ移籍となった、齋藤学の横浜Fマリノスから川崎フロンターレへの移籍劇。
本人が謝罪するなど、結構な反響となっている理由の1つに0円移籍だったことが挙げられます。チームの主力が0円で移籍する。こんなの、ヨーロッパだったらあり得ないことで、日本のクラブは「チームの顔となる選手は生涯契約してくれる」という根拠のない自信みたいなものを持っています。だから、主力もそうでない選手も基本単年契約なんです。

メッシに対し、バルセロナは絶対そんなことしません。契約が切れる前にどんどん契約を延長します。
これは、クラブの顔に出ていかれないように阻止する狙いとともに、出ていかれるならばお金を残してもらうという狙いがあるのです。

契約が終わって、じゃあ次また1年ね。
この契約と契約の間に、別のチームから超魅力的なオファーがあったとして、それを受けたら裏切り者。そんな扱いされる意味がわかりません。

安く売って高く売る。そしてチームを強化する。

これを徹底してJリーグのクラブはやらなければいけないのです。

3.スポンサー依存体質

良くも悪くも、Jリーグのクラブ運営はスポンサーに依存しすぎています。
これは、クラブを支えてくれる企業が多くいるわけですから良いことだと思います。

しかし、スポンサー料金によってランクわけするようなやり方は、あんまり好みではありません。

スポンサーを増やす努力も当然必要ですが、営業して増やすというクラブが多すぎます。
クラブを魅力的にし、結果として「このチームを応援したい!」と思ってくれる企業が出てくる。これが本当の意味でのクラブ運営なのではないでしょうか?

当然、チケット収入や放映権料もどんどん上げていかなければなりません。
スポンサーがなくても、もしくは少なくても自力で運営できる体質を作る。そういう努力をするのが、本来のサッカークラブの経営ではないでしょうか。

まとめ

日本のサッカークラブの問題点を考えてみました。
日本のクラブでは、元々企業スポーツだったこと、プロ野球チームの運営を踏襲してしまっていることなど、良くも悪くも独自の収入源や経営方法となってしまっているチームがほとんどです。

コンサドーレ札幌の野々村社長は、コンサドーレを100億円クラブにすると宣言していますが、100億円なんて1つの目標に過ぎないのです。
全世界のクラブの収入ランキングで、トップのマンチェスターUやレアルは900億以上を稼いでいます。500億で10位くらいなのです。

最低でもクラブが200億前後を稼げるようにならなければ、Jリーグの今後20年間は失敗だったと言えるでしょう。
全世界にファンを作るような魅力的なサッカーを展開できない日本では、日本国内もしくはアジア圏だけにでも発信するような、そんな施策が必要なのです。

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