【Jリーグ】イニエスタとF・トーレスがJリーグデビュー!

ついに!ついに!
イニエスタ、Jリーグデビュー!!
Very happy for my debut….although today’s negative result. Now we will keep working and preparing for next game. Thankful with the fans and teammates! Come on Vissel Kobe! ⚽️💪 pic.twitter.com/TiHD3mEwWS
— Andrés Iniesta (@andresiniesta8) 2018年7月22日
予想通り、前半15分くらいからの出場となりました。
イニエスタのデビュー戦、語り尽くします。
イニエスタがJリーグのピッチに立つ
バルセロナとスペイン代表で数々の栄光を勝ち取ったイニエスタが、ついにJリーグのピッチに立ちました。
2点ビハインドの後半14分、背番号8が掲示板に映し出されたスタジアムは、割れんばかりの大歓声。
結果として、ボールポゼッション65%を誇ったイニエスタが所属する神戸でしたが、湘南得意のカウンターで3失点目を喫し、大敗となってしまいました。
ただし、要所で見せるイニエスタのプレーは、バルサやスペイン代表で見せるアレでした。
イニエスタはやっぱりイニエスタだった
来日したのが7月18日、チーム練習に合流したのが7月20日と、ほぼチームメイトと一緒に練習した時間はありませんでした。
さらに、スペイン代表としてワールドカップに出場していたことからも、コンディションが心配されましたが、イニエスタ本人はもちろん、監督の意向で出場させることになりました。
まあ、これには三木谷オーナーの意向も十分に反映されているでしょう。
やっぱり、なるべくなら早めにイニエスタを出場させて、インパクトを与えたいでしょうから。
そんな、コンディションもそこまで良くなく、チームメートとの連携面にも不安を覚えながらも、イニエスタは出場すると、結果として「イニエスタらしい」プレーを見せてくれました。
珍しくスミも見られましたが、それ以上に、いつも我々がテレビて見ているイニエスタのプレーを目の当たりにしたのです。
イニエスタのボールの持ち方とポジショニング
イニエスタのポジショニングで飯3杯いける。
— dai (@dai_football) 2018年7月22日
さっそく、サッカー玄人による、イニエスタ分析が行われていますね。
バルサでやってるまんまな印象だったんですよね。即興なんて概念自体がないと教えてもらい。ただただ状況に合わせて普通にやってるだけで。1人だけで変わった。基準ができ、周りもそれっぽくなる。日本代表で、柴崎と乾がスペインのまんまやってチームに与えた影響を、神戸も得られるかもしれません。 https://t.co/mk7O5kzmME
— dai (@dai_football) 2018年7月22日
【これぞイニエスタ、いつも通りのイニエスタ】
プレスしてくる相手に、トラップ前から正面かつゴール方向を向く。縦と中の選択肢やゴールへの意識を相手に提示し立ち止まらせる。そこからパーフェクトなコントロールオリエンタード。抜いたらまたすぐ次の相手に正対。リーガと変わらないイニエスタ。 pic.twitter.com/sOw9l3slr1— サッカーアナライザー(図解分析ブログ) (@_socceranalyzer) 2018年7月22日
昨日の試合のボールタッチ集を見ていると、サッカー少年に意識してほしい、サッカーの基本的なプレーを、イニエスタは忠実にプレーしていました。
常に前を向いてボールをもらえるポジションをとる
イニエスタのプレーを見ていると、中断のハーフライン辺りでフリーでボールを受けるシーンが多かったのが印象的でした。
湘南がリードしていたので、わざわざ前線からプレスをかけていなかったからでしょうが、そこをしっかり見極めて、フリーでボールを受けられる、ワンタッチで前を向けるところでボールを受けるのはさすがです。
欲を言えば、もう少し早いタイミングでボールが入ってくると、イニエスタのタイミングなんでしょうけど、それはこれからイニエスタとチームメイトですり合わせをしていく部分でしょう。
ワンタッチで前を向く
ハイライト動画の2分8秒のところを見てください。
右サイドに開いたイニエスタのところへ中央からボールが展開されます。
するとイニエスタは、ワンタッチで前を向いて、2タッチ目で前線にスルーパス。
もう、このタイミングとコースしかありえないところにパスを通しています。
この他のプレーでも基本的には全てワンタッチで前を向いています。
というか、前を向いてボールをもらえるポジションに入っているからこそ、ワンタッチで前を向けているのです。
ただ、いいポジションに入ったとしても、しっかりとしたボールコントロールができなければ前を向くことはできません。
基本的な技術の高さを、改めて見せてくれたシーンでした。
イニエスタの見ている世界とその他の選手が見てる世界に微妙なズレがある
見ていて気になったのは、神戸の選手(というかJリーグのほとんどの選手)が、イニエスタがボールを受けて顔を上げたタイミングで動き出している部分です。
多分、イニエスタからするとそれは遅い。
Jリーグの出し手のタイミングだとオフサイドになるので、フォワード陣はオフサイドにならないタイミングで動き出しますが、イニエスタにはそれだと遅いのです。
もっと、「このタイミングでよこせ」というくらい、エゴの強い感じで動き出しても、イニエスタはそれに合わせてくれると思います。
他の選手がイニエスタに近づくのか、イニエスタが歩み寄るのか
チームとして完成度を上げていくのであれば、イニエスタが見ている世界と他の選手が見ている世界は、限りなく近づけなければなりません。
チーム全体がレベルアップをすることを考えるならば、やっぱり全選手がイニエスタに近づくべきですが、今年、来年に勝とうとするならばイニエスタがレベルを下げるしかないでしょう。
中田英寿の全盛期の時の日本代表のような現象が起こっていますが、個人的にはイニエスタレベルなら、相手によって使い分けるくらいはできるでしょうし、Jリーグレベルだったら余裕ありまくりだと思うので、イニエスタから歩み寄るようなことはしないで欲しいですね。
F・トーレスもデビュー戦は敗退
ちなみに、今節は、鳥栖に加入したF・トーレスも後半5分に途中出場でプレーしています。
トーレスの場合、一番得点を取っていたリバプール時代には、ジェラードやシャビ・アロンソという素晴らしいパサーがいました。
スペイン代表でも、それこそイニエスタやシャビがいましたから、やっぱり「良い出し手」に恵まれないと、なかなか得点という結果がついてこないでしょうね。
一方で、足元の技術は高いので、2トップの一角よりも、トップ下的なポジションの方が生きるかもしれませんね。
ここからのJリーグはイニエスタとF・トーレスのおかげでおもしろくなる!
#トーレス Jリーグデビュー🎉
気合いの入った表情を浮かべながら、いざピッチへ💪
スタジアムは大歓声に包まれる👏🏆明治安田J1第17節
🆚#サガン鳥栖×#ベガルタ仙台
📺https://t.co/u4BaoHt81QでLIVE中@saganofficial17#sagantosu#DAZN#時代を変えろ pic.twitter.com/X0HJ91Ckxm— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年7月22日
ついにJリーグのピッチに立った、元・スペイン代表の二人。
わかりやすい結果こそ見られませんでしたが、Jリーグに世界レベルのプレーを見せてくれる選手がきたことは、プラスにしかなりません。
特にイニエスタのプレーは、絶対一度は生でみるべき。
僕もエスパルス戦、絶対チケット確保します!
そして、エスパルスサポーターが多い一番いい席で、コレ着てイニエスタ応援しようと思っています!
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