中村俊輔の移籍について考える

こんにちは、トヨアキです。
絶賛風邪っぴきでございます。
しかし、気合入れて働かないとそろそろやばいので、今日からまた実務に戻りたいと思います。
さて、本日はこの話題に触れないわけにはいかない!という事で、中村俊輔選手の移籍についてです。
久しぶりに、磐田の試合観に行こうと思うくらい、嬉しいニュースですが、あれだけ「マリノスLOVE」だった俊輔が、なぜ移籍しちゃったんでしょうか?
経営と運営の難しさ
全ては俊輔が会見で言っていた内容につきるとは思います。
横浜はチームの運営を、シティ・フットボール・グループに任せていたようですが、現場の選手とフロントの方針にかい離があったようですね。
元々、日産はチームの赤字経営の立て直しやらなんやら、色々問題があったので、「経営」と「運営」を切り離して考えようという結論に至ったのだと思います。
これ自体は悪いことじゃないと思います。
しかし、一番まずかったのは、『選手』を置き去りにして判断したことだったと思います。
移籍は悪いことじゃない
少し前にも、チームの主力でベテランの中澤が年俸50%ダウンの提示を受けたとか、話題になっていたと思います。
そういった事が積み重なって、今回のチームの象徴である、中村俊輔の移籍へ発展してしまったんでしょうね。
ただ、個人的には事情はともかく、主力やチームの顔が移籍することは、基本的に賛成です。
なんか、日本人の感覚なんでしょうけど、「育ててくれたクラブに~」とか、「Mr,○○」みたいな呼び方があるんですけど、ちょっと気持ち悪いですよね、コレ。
セルジオさんもコラムで語っていますが、僕も基本的に越後さんと同じ意見です。
【セルジオ越後】中村俊輔のジュビロ移籍は当たり前の判断。周囲が騒ぎすぎだよ
選手にとって、一番大切なのはお金でしょう。
わかりやすく、自分を評価してくれるのが、年俸なんだから。
でも、今回、お金に関していえばマリノスからの提示額の方が上だった。
次に大事なのがタイトルを獲れるかどうか。
これも、昨年残留争いをしていたジュビロが、今年いきなりタイトル争いに加わるとは到底思えません。
最後に愛着でしょうね。
中村選手は、今まで日本ではマリノス一筋だったわけで、愛着は相当あったと思います。
多分、サポーターやフロントもまさか移籍するとは思ってなかったと思います。
以上の3点を考慮すると、今回の決断はやはり「楽しくサッカーをするため」ってことなんでしょうね。
まああとは、本人も言っている通り名波監督の存在が大きかったと思います。
2000年のアジアカップは伝説
あの大会は、98年ワールドカップ組と、シドニー世代が融合し圧倒的な強さで優勝した大会でした。
そんな中、チームの中心として活躍したのが名波監督、そして好調なチームの中で慣れないポジションで苦しんでいたのが中村選手でした。
現役生活の最後に、その時の恩を返したかったのかな・・・?なんて言うの事は言いません(笑)
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